少女終末旅行 第2話
© つくみず・新潮社/「少女終末旅行」製作委員会 |
前回に引き続き、少女終末旅行の感想です。
今回からOP/EDがありましたね。「ぼくのフレンド」みたいな退廃的な感じで来るかと思いましたが、想像よりもアップテンポでした。これはこれで合ってるかな。
EDはまさかの原作者ひとりでの描き下ろし。上手さもさることながら、そのサービス精神が凄まじい。
「風呂」
吹雪を越えて
雪の時期なのか、それとも季節というものがあるのかどうか。まぁそもそも舞台がどの地域なのかも不明ですけれど。
お湯の漏れるパイプを銃撃して穴を広げる2人。なんとも強引。この強引さが無ければ、生き抜くことはできなんでしょうねぇ。
風呂、というタイトルから分かる通りのサービスシーン……はキャラデザもあり、なんとものほほんした感じ。
「日記」
文明の退化
本は「何千年も前に古代人が発明して以来」ある文化だそうな。wikipediaによると、世界最古の本は紀元前500年頃。そうすると、思ったよりも未来のお話となるのでしょうか。
文字
作中の文字はひらがなベースとなっており、読み解くことができるようです。例えば日記の内容は「最後のレーションを奪われてしまった」「かいしんのずつきを~」など、第1話のことを書いているようです。わかりやすいところだと、日記の表紙には「にっき ちと」、焼けた本は「河童 あくたがわ」と書いてありますね。殆どの本が焼けてしまった中で残っていたのが河童、というのがまた面白い。
「洗濯」
今いる場所は
サービスシーンその2。これまたのほほんした感じですが。
「風呂」でもそうですが、やっぱり旅をしている人間である以上、定期的に汚れを落としたい気持ちはあるようですね。女の子だし。とは言うものの風呂も洗濯もなかなか難しいでしょうし、チャンスがあれば今回のようにテンション上がるのも分かります。
人間以外の生き物
雪解け水とともに上層から流れ着いた魚。死んではいましたが、そこまで古くはなっていないよう。「人間以外の生き物がまだ残っていたとは」なんてセリフから、この星の生態系は絶望的に破壊されてしまっているみたいです。
「上層」という言葉を使っていたということは、今いる場所は「下層」にあたるということか。上層にはまだ生き物が残っているかも、ということで、上層を目指すことになるのでしょうか。
まとめ
本編はまだまだあてのない旅が続いていく模様です。この終末×廃墟×少女、というマニア垂涎のエッセンスを詰め込んでいる本作、今後も期待。
そういえばオマケの「少女週末授業」も2回目です。本編では食べられていたお魚、少女終末授業ではお喋りでした。最後は結局食べられていたけど。
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