【感想】ダーリン・イン・ザ・フランキス 3話

2018/01/28

ダーリン・イン・ザ・フランキス

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 3話「戦う人形」

©ダーリン・イン・ザ・フランキス製作委員会

漫画の方も盛り上がっております本作、第3話が放送されましたので感想を書いていきます。

3話感想(1)

幼少期のヒロ

昔は特別でリーダー的な人間だった、というのは本当のようで、周囲のコドモたちに名前を付けていた模様。

この名付けの風習はヒロ特有のものなのでしょうか。たとえば他の部隊はどうなのかなあとか。ナナとかハチなんかもそのままのような気がしますが。

かつての神童

ヒロの現状はまさに「十で神童、十五で才子、二十過ぎれば只の人」状態なのかと思えます。まだ20歳にもなっていませんけど。

そういえばヒロのコードは「016」。才子(15)と只の人(20)の間です。未だリーダーである才子のイチゴ(十五)を過ぎて、「只の人」に向かいつつある……というのは考え過ぎでしょうか。まあ、それだとコード20以降は全員「只の人」なのかもしれませんが。

ガバガバなセキュリティ

ゼロツーとヒロが連れ立ってセキュリティを突破する場面。ゼロツーはS級権限により通行可能だが、ヒロは権限がないので通行できない……というシーンです。

ここでゼロツーは2人一緒に重なって通過することで、セキュリティを突破しています。このセキュリティが生体認証なのか何らかのカードキーに反応しているのかは分かりませんが。

これはセキュリティゲートや入退室管理で言うところの「共連れ」ですね。権限が無い人間が、権限の有る人と一緒に出入りすることで認証を回避する、という。基本的な対策としては「1認証で1人しか通れない物理的ゲートの設置」「入出者しか退出できないよう認証を行うアンチパスバック」「センサやカメラ、警備員配置による監視」が挙げられます。

まあ、「アンチパスバック」は退出も同時に行ったら意味ないですし、あれだけ広い施設内の至る所に物理的ゲートを設置することも難しいのでしょう。あんな近未来的な仕組みならセンサによる認識くらい出来ていてもいいのになぁ、とは思うのですが。未来の技術を持ってしても、現代のセキュリティ課題は解決できていないようで。

3話感想(2)

初陣へ

ヒロとゼロツー、搭乗に失敗したミツルとイクノ以外のメンバーで、小さな叫竜退治へと向かいます。

そういえばこの場面でさらっと作中のエネルギー設定について触れられていました。マグマ燃料を吸い上げてエネルギーに変換しており、各フランクスの武器は専用のマグマエネルギー兵器だとか。また、叫竜もマグマエネルギーを求めて襲撃してきているようです。

ミツルの思惑

小さな叫竜1匹だと思っていたら、案の定大量に叫竜が出現。出撃した6人は大ピンチになってしまいました。

出撃できなかったミツルは、パートナーのイクノに問題があると思っている模様。正式なメンバーではないヒロを出し抜き、ゼロツーとストレリチアに搭乗、救出へ。

ミツルは昔から(天才的だった)ヒロに対して強いライバル心があったようで、ストレリチアに搭乗したヒロに対しても快く思っていなかったようです。そこで更にイクノの不調により出撃できず、「自分は悪くない」という焦りが先走ったのでしょうか。

それを確かめるためゼロツーとストレリチアに搭乗したわけですが、結果は案の定。戦闘には勝利したものの、帰還した哀れなミツル君は変わり果てた姿になってしまったのでした。これが前回触れていた「老化現象」でしょうか。

老化現象

最初のパートナー、そして今回のミツル君。ゼロツーとストレリチアに搭乗すると、どうも老化現象が発生する模様です。「ゼロツーと搭乗すると」なのか「ストレリチアに搭乗すると」なのか、はたまたその両方なのかは今のところ分かりません。

また、その原因も不明ですが、現状で考えられるのは前者、ゼロツーの謎に関連した辺りでしょうか。叫竜の血を引く少女、ゼロツー。何らかの特殊能力があるのは明白なので、それと関連しているのかもしれません。

まとめ

変わり果てた姿になってしまったミツル君。彼、次回以降どうなるのでしょうか。まさか退場? そしてある意味彼以上に不運なパートナーであるイクノさんの行方は。

徐々に各種設定も語られてきているところですが、まだまだ謎は多いです。漫画版で明記される設定もありそうなので、そちらも一緒に追っていこうかと思います。

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