4話「フラップ・フラップ」
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今回で第4話となり、これで導入部は終了。それに相応しく、これで序盤戦は終了という形のストーリーとなっています。
4話感想(1)
相変わらずの怪しげな会議
偉そうな人たちの会議、ふたたび。そこら中で叫竜が暴れまわっているのだとか。世界的にも何かしらの異変が進んでいるのかと思われます。
それにしても、様々な部分でエヴァっぽさが垣間見える本作。このゼーレっぽい会議とか作戦室のディスプレイ表示とかシンクロ率っぽい設定とか。まぁ制作が制作なのでどうということもないですけど。個人的にはエヴァを始めとしてグレンラガンとかエウレカとかの90~00年台ロボットアニメを通ってきた影響が強そうだなぁという気はします。制作側のメイン層もそのくらいの世代なのかしら。
ミツル君、意外と無事
前回調子に乗ってフルボッコになったミツル君。怪我はしているものの、意外と元気なようです。
ゼロツーと一緒に3回乗ったら死ぬという「ゼロツー・カウント」的には、ミツル君が死ぬまであと2回。このカウント、2回までなら特段問題なく乗れるのか、それとも2回乗った時点で致命的な怪我や障害を負ってしまうのでしょうか。
コドモたちの思い
前回の敗北はコドモたち全員とも意識しているようで、今後更に気合を入れていかなければ……と奮起します。このあたりはリーダーとしての自覚が強くなってきたイチゴのおかげでしょう。
その一方で、覚悟はあるものの明確なかたちや動きにできず悶々とするヒロ。
4話感想(2)
再び戦場へ
出現した叫竜を倒すため、コドモたちはふたたび戦場へ。今度こそストレリチアの力を借りずに……と意気込んだものの、叫竜を相手に大苦戦。
前回もですが、毎回これほどの苦戦を強いられるのはそもそも叫竜が強いのか、それともこのチームが未成熟なのか。世の中全般的にはどのような設定なのでしょうかね。
ヒロの覚悟とゼロツー
チームが苦戦している最中、前線へと連れ戻されるゼロツーとストレリチア。暫し悩んでいたヒロでしたが、遂にヒロは自分の覚悟を叫び、ゼロツーを奪還することに成功。
ゼロツーの言うとおり「非常に恥ずかしいセリフ」ではありますが、ボーイ・ミーツ・ガールの序章としては文句なしの王道っぷりでしょう。終盤の山場でこの場面がリフレインし、再び覚悟を決めるところまでがセットの展開か。
再び空へ舞う
出撃したストレリチアの大活躍もあり、なんとか叫竜を撃破。ラストシーンの怒涛の展開と作画は、背景の荒野も相まってグレンラガン色が強いシーンな気がします。
こうしてゼロツーとともに戦う覚悟を決めたヒロでしたが、パパたちはどのような判断を下すことになるのか。そしてヒロには「ゼロツー・カウント」は本当に適用されないのか。来週以降からはまた動きが多そうです。
まとめ
今回の第4話は、起承転結の「起」のラスト、という感じでしょうか。ヒロの置かれた状況や周囲の人々を描きつつ、ヒロはこれから戦うべき道を見つけることができました。1~4話で一区切り、というところか。
2クールものならこの次の5話あたりは1話完結のお遊び回を挟みつつ重要な情報をさりげなく出して……とかが王道ですが、果たして次週はどうなるか。
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