8話「男の子×女の子」
©ダーリン・イン・ザ・フランキス製作委員会 |
前回に続き、日常パートメインのお話。
それでも後半は結構シリアスですけど。
8話感想(1)
思春期のコドモたち
博士曰く「思春期」になったコドモたち。全員が思春期になるのは珍しい、とのことです。ゼロツー(とヒロ)の影響もあるのでしょうか。
ティーン・エイジャーを扱うお話ではド定番の男女の隔たりを、これまたテンプレ的に回していく今回。非常に分かりやすく、かつ面白いのはやはり王道。
それにしても、アバンで登場した叫竜が放出した謎の液体。「フランクスのコックピットまで侵入し、かつピスティルのパラサイトスーツのみを溶かす」という非常に都合の良い液体でした。よくToLOVEるで見るヤツだ、これ。
ココロと植物
度々描かれている、ココロと植物。鳥と植物が本作の設定上キーワードとなっていることは、先日の考察でも書きました。
それを鑑みるに、ココロはこの世界観設定をコドモたちが理解していく上で非常に大きな役割を担っているようです。7話の廃墟で拾った「はじめての出産」の内容についても理解しているようですし。というか、その本で知った、という感じでしょうか。
8話感想(2)
ゼロツーの存在
今回の騒動を一番楽しんでいたのは、それはもうゼロツーだと思います。元々堅苦しいことは嫌いそうですし、今までも「コドモとして遊ぶ」ということはあまりなさそうですし。
そんな彼女の、「少しは人間に見えるかな」という発言。叫竜と関係が深いと思われるゼロツーですが、彼女自身も自分が普通の人間だとは思っていないということ。
また、ピスティルに対しての「そんな生ぬるいやり方、そのうちオトナみたいになっちゃう」。彼女の言うオトナはおそらくパパたちのこと。ゼロツーがオトナたちに対して良い印象がないのは、当然のことかもしれません。
前の13部隊
ヒロたちが呼ばれる前に存在していた、前の13部隊。ゼロツーの言うように全滅したのか、それとも何らかの理由で全員この場所から消えてしまったのか。
現在の13部隊は「テストチーム」ですが、前の13部隊もテストチームだったのでしょうか。もしそうなら、もしかすると彼らが消えた原因は叫竜による全滅ではなく、何か根が深いものなのかも。
見えないお世話係さん
……それにしても、食事や洗濯は「見えないお世話係さん」がやってくれているそうですが、消えたコドモたちの部屋はなぜそのまま放置なんでしょうね。
そういえば、「掃除は自分でやらなければならない」とミクが言っていました。消えたコドモたちの部屋を片付けることは掃除に当たるので、お世話係さんは行うことができないということかもしれません。
では、なぜ食事や洗濯は行うのに、掃除は行わない(=コドモたちが行う)のでしょうか。……こういう小さな設定への疑問も、何らかの謎に迫るのかも。
まとめ
日常パートに加えて、シリアスな世界設定の謎についても徐々に踏み込んでいる7話~8話。
日常回を2話消化したので、次回あたりからはまた戦闘パートメインの展開になりそうですね。
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