1話「独りとヒトリ」
©ダーリン・イン・ザ・フランキス製作委員会 |
細かい考察とかはまた別途書くとして、とりあえずの感想をつらつらと。
1話感想(1)
あらゆる意味での超王道?
1話を通して思ったことは、「清々しいまでの超王道展開」なところ。ボーイ・ミーツ・ガールとして、少年ロボットアニメとして、ディストピア舞台として、ここまで王道展開をどストレートに突っ込んでくるか、と言わんばかりの展開でした。
やはり各方面で言われているように「新世紀エヴァンゲリオン」の影響、というかもはやオマージュレベルで影響が大きいように思えました。それ以外にも後半のロボット作画は「天元突破グレンラガン」を思わせる部分があり、制作メンバーに脈々と受け継がれているガイナックス魂が強く出ているのかもしれません。
主人公の戦う動機
第1話、主人公ヒロの行動動機からして、これまた超王道。まあ正直「エヴァ1話と19話のシンジ君の動機を足して割った感じ」ではあるのですけれど。
(おそらくパートナーが原因?で)落第となってしまったやり切れなさ、それでもそのパートナーに強くは当たらず自分も去る決心をしているあたり、人間的にはとても優しい、あるいは弱気な人間なのでしょう。
そのヒロは落第になったにもかかわらず追放を免除されていた……のは、果たしてどのような意味があったのか。ヒロ自身に問題はなかったのか、それとも別の理由があったのでしょうか。
1話感想(2)
ディストピアな世界観
1話を見た感想だと結構悲惨な世界に見えたのですが、実際のところどうなのでしょう。さりげなく公式サイトには「~移動要塞都市“プランテーション”を建設し文明を謳歌していた。」とか書いてありますけど。謳歌……してるかなぁ?
もはや世紀末な世界になっているくらいにも思えるほどでしたが、どれほど人類が残っているのやら。文明があるとはいえ、下手すれば「進撃の巨人」や「マブラヴオルタ」あたりと同じ程度なのでは?
子供達の運命
生まれながらに戦うことを運命づけられた子供達……。うーん、とても王道。
そういや途中で「アカデミーへの出戻りなんて聞いたことが無い」みたいなセリフがありました。すると彼らは「アカデミー」で育って、今いる「セラスス」へやってきた、ということなのでしょう。出戻りがない、というのはなんとも不穏。
……そういやナオミ、どうなったんでしょうね。生きてるとは思えない感じでしたが。王道で考えるなら、物語後半で再登場するも実は敵になっていて……とか。いや、さすがにそれは……、ね。
ナオミという名前はヒロが付けたと言っていましたが、子供達の中ではそのような習慣があるのでしょうか。決められているのは番号のようなので、パートナー同士で名前を付け合う、とか。
少女の秘密
謎の少女・ゼロツー。プルツーみたい、とか言わないように。性格も若干似てるけど。
叫竜の血を引く少女、とのことですが、まだまだ謎は多いようです。
今後はヒロとゼロツーを中心に物語が描かれていくと思われますが、果たしてどのような展開となっていくのでしょうか。なんとなくエウレカっぽい展開も予想されるような気がしなくもないのは、設定のせいか。
まとめ
ざっと覚えている分だけで書きましたが、とにかくまだまだ第1話。超絶王道展開な1話でしたが、果たしてこのまま王道を突き進むのか、意外な展開となっていくのか。当面はまだ予想もできない感じになるのかと思われます。
そういえば漫画版はあの矢吹のアニキが作画担当しているそうで。相変わらずの内容だそうで、安心しました。そういう方面からも攻められるとは。
……ところで前情報一切なしで見ているのですけど、このアニメって全何話なんでしょうか。1クールで消化できるようなボリューム感ではないように思えるのですけど。
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