【感想】ダーリン・イン・ザ・フランキス 16話

2018/05/07

ダーリン・イン・ザ・フランキス

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 16話「ぼくたちの日々」

©ダーリン・イン・ザ・フランキス製作委員会

新規OP映像となった16話。今までの赤をメインとした色使いから、爽やかな青をメインとした色使いと笑顔の溢れるOPに。しかしそれでもすれ違いそうなヒロとゼロツー、今後を暗示しているようでなんともいえない感じが。

……ところで、サビ前の13部隊の面々が手を伸ばすシーン、どことなくガンダムのOPっぽいですよね。偉大なるロボアニメの先輩へのリスペクト、じゃないですけど。

16話感想(1)

戦いの爪痕は深く

前回のグランクレバス攻略戦で各プランテーションは大破、生き残ったパラサイトは6割。非常に大きな打撃を追ってしまったのですが、お偉いさんは余裕そう。

建造途中だという「フリングホルニ」については初出でしょうか。乗り物か兵器のように見えますが、果たしてその意味とは。

ちなみに、「フリングホルニ」の語源(元ネタ)は北欧神話に登場する巨大な船、だそうで。神話ネタがまた増えた。

自立するコドモたち

あの戦闘から1ヶ月。以前と変わらぬ場所で暮らしている13部隊のコドモたち。しかし謎のお手伝いさんは消え、都市の水や電気も不安定になっている模様。

食事や炊事洗濯をはじめ、今まで行わなかった「生活するための行動」を協力して行うようになり、より結束も固くなっているようです。ゼロツーも溶け込み、先行きが見えないとはいえなんとかやっていけているみたいですね。

飲水の確保をはじめ、衣食住を自らで解決するサバイバル生活みたいにもなっていますが、それはそれで楽しんでいるようで。

また、食事前の(パパたちへの)お祈りが無くなるあたり、「子供の自立」を強調しているように思えます。

16話感想(2)

ナナとハチ

今まで立ち位置が謎だったナナとハチ。「オトナになったコドモはいない」と思われているため、オトナたち側の人間かと感じられていましたが、それも怪しくなりました。

特にヒロとゼロツーの回想により、記憶の制御が可能だと判明したため、ナナとハチもまたかつてコドモ(パラサイト)だった、という可能性もあるかもしれません。何らかの条件を満たし、あの役割へと回されたのかも。

コドモたちのリミット

コドモたちのリミットは、生物的な寿命という意味でのリミットなのでしょうか。生まれたときから、十数年しか生きられないよう仕組まれている、という。その兆候はフトシやミクにも顕れており、リミットが迫っているように思えます。

もしかすると、前述のナナやハチは、このリミット問題が解決されている個体なのかもしれません。

目覚める魔物

地下のような空間で目覚める少女のシルエット。某艦これでも見たようなお姿、オープニングにも登場していた子でしょうか。

今後はこの少女、ひいては叫竜の謎が本筋で明かされていくように思えます。地球と人間と叫竜、コアとマグマエネルギー、グランクレバスとフリングホルニ、そして人類開放への鍵。なんとなく予測はできそうな気もしますが、まだまだ謎は多いです。

まとめ

新章突入ということで、ガラッと雰囲気の変わった16話。あと10話程度かと思われますが、今後どのような展開となるのでしょう。

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