【感想】ダーリン・イン・ザ・フランキス 23話

2018/07/01

ダーリン・イン・ザ・フランキス

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 23話「ダーリン・イン・ザ・フランキス」

©ダーリン・イン・ザ・フランキス製作委員会

第23話。最終話前、タイトル回収回。

23話感想(1)

宇宙大戦

叫竜の残した遺産を使い、宇宙へ旅立つ13部隊+α。姫の言葉通り、まさに地球の命運を託されたということになります。

気になっていたナインズの3人ですが、なんとアルファはヒロのピスティル役として搭乗。彼曰く「ナインズの面々はステイメン・ピスティルどちらの役割も果たせる」とのことです。だから男女逆のパターンもあったのですねぇ。あとの2人はソロで動かしていたような気もしましたが。

そして、コドモたちを導くものとして、ハチとナナも同乗しています。この2人も結局は(コドモたちほどではないにしろ)オトナたちに操られる駒だったのですが、彼らの成長、博士の遺言、そして地球の運命という様々な出来事を経て、ハチとナナのふたりもまた自分自身で生き方を決断するようになったのかと思います。

ストレリチア・アパスへ

火星付近に近づき、ヒロはアパス内部へ。残されたアルファはどうするのかと思いきや、なんともまぁ潔く自決。あぁ、なんやかんや終盤はいいヤツだったなぁ。

アパス内部でゼロツーと対話し、いつかの約束を守るためヒトであることをも厭わないヒロ。そしてゼロツーと再開し、ストレリチア・真アパスとして再覚醒。

アパスが火星を目指していたのは、火星の衛星であるフォボスとダイモスに隠されたワープゲートのため、という理由のようです。古代、叫竜人が(理由は不明ですが)残していたものかと思われます。フランクス・システムや宇宙戦艦といい、こんな超科学を持っていた叫竜人の結末がマグマエネルギーと理性のない叫竜とは、なんとも切ない。

23話感想(2)

残されたものたち

一方、地球に残ったココロとミツルも、記憶こそ戻らないもののお互いの思いを交わし、丸く収まったようで。さりげなく見守るナナ(新)さん、彼女も結構良い人なのかもしれません。

ところで宇宙を見上げ仲間の無事を祈る、というシチュエーションは、どことなく「天元突破グレンラガン」の最終戦を思い出します。あのタイミングの空色デイズは素晴らしいものでした。

時空の果へ

そしてヒロとゼロツーは最後の決着のため、ワープゲートの向こう側へ。「いつになってもいいから必ず帰ってこい」というのは、もうこれ「トップをねらえ!」エンドへの布石に思えて仕方ないのですが、果たして。最後のココロのモノローグからしても、少なくとも帰還は数年後にはなりそうです。いや、あの感じだと、それこそ1万2000年後でもおかしくないような。

まとめ

ストーリーは最後の戦いへ向けて動いておりますが、それよりもVIRMの目的が人類補完計画もとい宇宙補完計画だということも明確になり、いよいよもってエヴァやトップやグレンラガンのオマージュレベルが振り切れそうになってきたような気がします。

果たして次週、どのような結末となるのでしょう。

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