DEVILMAN crybaby 7話
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「DEVILMAN crybaby」の感想、7回目。
気づいたらもう最終話が更新されているようで。更新ペース早めなきゃ。
7話感想
荒廃した世界と人間
悪魔が人間になりすまし潜んでいることが世界中で知れ渡り、疑心暗鬼となってしまった人類。そこで行われたことは、まさに中世の魔女狩りと同じ結果に。
確かに数体の悪魔(デビルマン)を滅ぼすことはできたが、その一方でただの人間は数十倍以上も意味のない犠牲となってしまう。それでも疑心暗鬼の人間たち、そしてそれを煽る悪魔たちの勢いは止まることがないようです。
そして元々治安の悪かった街も、悪魔狩りの愚連隊たちのせいかさらに治安は悪化。ゴッサム・シティにだいぶ近づいたような気がします。ダークナイトはいないけど。
デビルマン軍団
何の罪もない人間が、人間の手で殺されていく。そんな状況に嫌気が刺した明は、前回救出した幸田とふたり、世界中から同じ境遇(人間の心を持ったまま悪魔の力を手に入れた)のデビルマンを集めるよう画策。
このあたり原作では相当に駆け足だったところですね。謎の老人パワーで世界中と更新していたところです。
一方のミーコもついにデビルマンとしての姿を表し、幸田と対峙。デビルマン軍団に加わることになるのでしょうか。
牧村家の異変
不良と何かと縁のある美樹、今回も不良に助けられます。そのシーンで明がフラッシュバックしていた(が、実際に助けたのは不良たち)のは、かつての怖がりながらも美樹を助けてくれた明はもういない、という暗喩でしょうか。もちろん明の美樹を思う心に変わりはないのですけど。
そして原作から大きく改変された、美樹の弟・太郎の異変。これは悪魔に取り憑かれデビルマンとなった、ということなのか。
その太郎を連れて家を出ていく母親、それを探す父親。牧村家事情も原作とは違うことになっているように思えます。きっと着地点は同じなんでしょうが。
7話諸々
荒れ果てた世界で
世界中で何が起こっているのか、というのは原作でもなんとなく描かれていました。アメリカとロシア、悪魔たちの暗躍、白い塩の柱と化す人々、など。
このあたりは分かりやすく登場した聖書、黙示録あたりのお話がベース。まあ原作者からしてそこまで詳しいわけではないようです。
悪魔の登場で世界情勢は大きく変わり、もはや平和など消え去ってしまったかのよう。
明と了と美樹と
後半に入り、登場人物たちの動きも大きくなってきました。デビルマン軍団の結成を目指す明、人類に絶望する了、消えた母親と弟を心配する美樹。
ここからの怒涛の展開は果たしてどのように描かれるのでしょうか。
まとめ
後半戦に突入し、世界はどんどん終局へ向かって動きつつあります。この先あと3話、どのようにその結末が表現されるのか。
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