19話「人ならざるモノたち」
©ダーリン・イン・ザ・フランキス製作委員会 |
第19話。すごく……「ネルフ、誕生」です……。
19話感想(1)
2025年、物語は始まる
さらっと2025年からの延長にある世界観、ということが判明。博士の年齢的に、現在は2080年あたりなのでしょうか。
マグマエネルギー分野で台頭してきた謎集団APEが次第に世界の主導権を握りつつ、人類は生殖機能を捨てて不老不死の道を選ぶ……という、なんとも安直な予想通りの展開のようです。
それらの様子が、当時からマッドサイエンティストだったフランクス博士ことヴェルナーの視点で描かれております。のですが、思ったより人間味はある御方のようで。
叫竜とフランクス
突然現れた叫竜、それらに対抗するために造られたフランクス。このあたりに対しては使徒とエヴァ並に説明がすっ飛んでいたので、もしかすると今後も語られることはないのかも。使徒で言うカヲル君的な存在である「叫竜の姫」がどの程度語ってくれるのか、次第でしょうか。
叫竜にXX染色体が~とか、太古の文明が~とか、そのあたりも果たして回収されるのだろうか。少し不安。
19話感想(2)
オトナとコドモ
生殖機能を捨て不老不死を得た人類でしたが、叫竜に対抗するためには生殖機能を有したフランクス・パイロット(パラサイト)が必要となる、とは皮肉な話。
そうしてコドモたちはデザイナー・ベビーのごとく生まれ、戦うために育てられてきた、ということで。これまた安直だなぁ。
そういえば、コドモ時代のハチとナナも姿だけ写っていましたね。彼らに何が起こったのかは、ナナが発症している異変とともに語られるのでしょうか。
反乱の13部隊
ミツルとココロの件で、ついに反旗を翻す13部隊。今度の作戦が終わり次第、オトナの支配下からは抜け出す、と。もう作戦前に抜け出してしまえばいいのに。
オトナたちがあっさり認めたのは、何らかの調整や投薬などの影響で結局は抜け出せない、あるいは寿命が近い、などの理由があるのでしょう。特にゼロツーは特別な存在ですし、ここまで簡単に認めるとは思い難いですね。
ゼロツーといえば、結局のところ叫竜の姫のクローン、ということになるのでしょうか。とすると、ナインズの面々は全員がそのような生まれなのか、あるいは別の何かがあるのだろうか。
まとめ
なんだかストレートすぎる設定が明らかになり、空振りを食らったような。ここ最近の見どころは、やはり男気溢れるフトシ君でしょうか。今回もココロとパートナーに戻るチャンスを自ら無かったことにしていたし、オトナたちに対しても一番怒っていましたし。良いやつだなぁ。
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