【感想】DEVILMAN crybaby 1話

2018/01/13

DEVILMAN_crybaby

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DEVILMAN crybaby 1話

©Go Nagai-Devilman Crybaby Project

さて若干出遅れましたが、「DEVILMAN crybaby」放送されております。

あまりにも有名な漫画とアニメ、そしてまたある意味有名な実写映画など、既に様々なメディアで描かれているデビルマン。しかし伝説の原作漫画ラストを描いているほかメディア作品は未だ存在しておらず、今回のアニメ化ではそのあたりが非常に期待されております。

すでに2話まで放送されていますが、とりあえず1話の感想を。

1話感想

天使の軍団

冒頭からさっそく現れる悪魔の軍団、そして天使。この辺りは原作ラストで語られていた「大昔にあった神とデーモンの戦争」でしょうか。それとも何かのミスリードか。

何にせよ、「神話として語られるような戦争があった」ということを示すシーンなのかと思われます。

10年前の過去話

明と了の子供時代の話、って原作ではあまり記憶にありません。なんとなくこのシーンで2人のキャラクター性を明確にしようとしているのがわかります。

平和な日常シーン

部活に勤しむ美樹と明たち。このような日常シーンがそのうち見られなくなると思うと既に心が痛みます。

それにしても明くん、ちょっと情緒不安定過ぎやしませんやね? 原作でもここまでではなかったような。これもう病院送りするレベルでは。

で、行方不明事件やいかにも不審な顧問など、次の話へ向けた伏線もちらほら。

……あ、あと美樹の腹筋が素晴らしかったです。

唐突な無頼漢、飛鳥了

にしても飛鳥さん、唐突な登場。普通の日常シーンで現れていきなりマシンガンをぶっ放し、無免許運転で車を飛ばすその様は完全に逝ってしまっていて素敵。

思えば既にこの飛鳥さん、狂気に取り憑かれていたのでしょうね。世界中で相次ぐ異常事態、そして悪魔を現実に目撃して、とんでもなくハイになっていたのかも。

にしても物語上の便利屋としての飛鳥さんはとても良い性能。

アスカ、暴走

サバトで大暴走する飛鳥さん。なんてことを……と思いましたが、そういえば原作でも同じようなことやってましたね。あの狂気の空間において、より深くぶっ飛んだ狂気に満ちていた飛鳥さん。やたら撮影したがるのは、物語後半の暴露フラグでしょうか。

今回はサバトにおいて飛鳥が大暴走したせいで悪魔が大量に出現しましたが、今回ほどではないにしろあんな危険溢れるパーティやっていたら普通に流血沙汰なんて起こりそうですけどね。あ、だから世界中で頻発しているのか。

デビルマン誕生

血飛沫と死体と阿鼻叫喚に溢れる空間において、デビルマンとして変貌した明。うーんこれまた唐突。原作でも割と唐突でしたが。

とても人間としての意識が残っているとは思い難い暴走っぷりでしたが、他の悪魔と違って悪魔を攻撃しているあたり、デビルマンとして何らかの意識はあるのでしょう。

変身は原作漫画というよりは旧アニメっぽい感じでしたね。大きさも結構変わっているように見えましたし。

1話諸々

作画のクセ

キャラデザやPVで思っていた以上に、作画にはクセがありますね。地上波ではないので、地上波アニメ慣れしていると違和感があるかもしれません。

個人的にはそこまで気になりませんし、むしろシャープな絵柄でしっかりとグロシーンも描けるのだなぁと。

規制は少なめか

前述の通り、地上波ではないおかげか、エログロシーンは結構大丈夫のようで。デビルマンでそこをカットされちゃあ醍醐味が全くないので、そこは安心。

こういう規制ってどの程度大丈夫なんでしょうね。「バイオレンスジャック」あたりはさすがにネット配信限定でも難しいのだろうか。色々な団体から文句が多そう。

まとめ

とりあえずの第1話でしたが、慣れればそんなに作画も気になりませんので、今後も引き続き視聴していこうかと思います。

最終回では例のあのシーンまでしっかりと描かれるのを期待して。

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